2000年
シェフ増井の
フランスのレストラン事情
「ボルドー、ロワール 偏」


 
これまで

このホームページをのぞいてくださりありがとうございます。
 パリジェンヌクチーナototoの総料理長をしています増井です。
9月の26日から10月の4日まで、フランスのロワールとボルドーに
ワイン醸造所と畑の見学に、ワインの虜になった
お客様を案内しながらフランスに行きました 。
日本も経済的に相当なダメージを受けていますが、過去10年以上不況に
悩まされていたフランスが、 したたかに変貌していました
フランス人は、日本のバブルのようにメディアに踊らされないで、
個人の考え方が個々にしっかりありました。

パリはニューヨーク、ロンドン、東京と同じで物価が高く、レストランの料金も高いです。
地方に行くと、信じられないくらい安くて、ボリュームもあり、店員も親切でした。
日本と違って、地域で採れる野菜や魚介類、肉を惜しげもなくタップリ使っています。
よその地域から高いものを、わざわざ使ったりしません。海の近くでは魚介類がふんだんに、
内陸では川の魚介類と野菜と肉がたっぷりと、自分の地域を誇りにして、
地域の素材を自信をもって、それなりに工夫しています。
食文化に誇りと伝統を持っているフランス人には、改めて敬服しました。

日本ではなんとか横丁とか、なんとか市場で、ガッカリした思いの方が大勢おられると思います。
皆さん、フランスに行ったらブランド品ばかりではなく、地方に行って、
地元の人がすすめるレストランで、食事をしましょう。安くて美味しい、
心のこもった暖かい料理が食べれますよ。

 
最初の宿泊はオルレアンのHotel Mercure

Hotel Mercureは、小都市オルレアンでは最上位のホテルです。普通 の三つ星のホテルですが、部屋は広く小奇麗でした。朝飯はブッフェでパン、ソーセイジ、チーズ、フルーツも豊富で充実した内容でした。宿泊代込みで二人で650フランでした。(一人6000円ぐらいかな)安心して泊まれるホテルですね、ご予算も


2泊目は世界的焼き物の町[Limoges]

Sancerreから300キロ南下してLimogesにつきました。焼き物の町で有名なフランス中央南部の古都です。Hotel Richlieuに宿泊しました。いかにも伝統的なフランスらしいホテルで、何回もリフォームされ、少し狭いけどお洒落でした。朝、市場を見て回りました。新鮮で香りの強い野菜は、非常に印象的でした。日本の野菜は香りがないものを、好まれていることが残念です。夕食にピッツェリアで食事をしました。ワインを飲んで一人2000円かかりませんでした。


PerigueuxのNO.1レストラン[Le Rocher de L'arsault]

LimogesからBordeauxに向かって、100キロぐらい行くと、Perigueux の町があります。小さな町ですが美味しいレストランLe Rocher de L'arsaultでランチをすることにしました。写 真のマダムは、陽気でテキパキしていて気持ちが良かったです。この店は料理のレパートリーも味も素晴らしく。猪の煮込みや、フォワグラ料理が絶品でした。ワインも手頃に色々あり、かなり飲み食べして一人3500円ぐらいでした。あああ・・幸せ


BordeauxのGaronne川の河口付近Pauillacにて

Perigueuxから150キロぐらいでBordeauxです。Bordeaux市内に近づくと、途中、サンテ・ミリオンを横切りました。Bordeaux CentreにありますHotel Novotelに宿泊しました。夜は同行の人から、中華料理を食べたいとゆう要望があり、ホテルの近くの中華レストランに行きました。店はきれいでありませんが、中国人らしき人が料理を作っていました。味もなかなかでしたが、値段の安いことに驚かせられました。夕食で一人1500円ぐらいでした。
翌日、ポイヤックをまわり、近くにあるガロンヌ河のハーバーで食事をしました。シャトー見物に来る外国人が多いようで、田舎にしては料金が高く、味も雑でした。観光地はこんなもんか・・・


Bordeauxの中心のレストラン[La Tupina]

Bordeaux市内にあるレストラン’La Tupina'で夕食をとりました。写 真は店内に炭が燃やしてある炉です。香ばしい、いい匂いがしており、羊や牛肉、子牛の腎臓の網焼きを食べました。シンプルな料理法ですが肉が美味しかったですね。時期的にセップ(ボルドーで採れるキノコ)料理を、煮込みに、ソテーにパスタに色々食べました。これは絶品でした。一人4500円ぐらい
次の日に、魚介料理で有名なレストラン'A. Thibeaud'魚介類の盛り合わせを(Plat de Fruits de Mer)を食べました。パリと違ってアカ抜けていませんでしたが、近くの海の魚介類がタップリで、値段の割に満足しました。
料金は一人3500円ぐらい


Bordeauxの魚介レストラン[A.THIBEAUD]

次の日に、 魚介料理で有名なレストラン'A. Thibeaudで、'魚介類の盛り合わせを(Plat de Fruits de Mer)を食べました。パリと違ってアカ抜けていませんでしたが、近くの海の魚介類がタップリで、値段の割に満足しました。
料金はワインを飲んで、一人3500円ぐらい 。魚介類の盛り合わせを(Plat de Fruits de Mer)を注文をするときは、二人で1皿で十分です。それでも食べきれないと思います。ウエイターがけげんな顔をしますが、負けないでください。日本人なら、Plat de Fruits de Merを3人で1皿、メイン料理は各自1品ずつ注文しましょう。デザートは食べ終わってから注文しましょう。コーヒーしか入らないときがありますから。


Chateau de Chenonceauはロワール川の向こう

La RoshelからNantesまで250キロぐらい北上しました。造船で有名なNantesは、ロワール河の河口にある町です。観光客の来る町でないようで、レストランの価格はすごく安く感じました。一人3000円ぐらいのディナーは非常に満足しました。翌日、Nantesから350キロ走って、Chinonの町に行きました。白ワインばかりのロワール地区で、評価されてる赤ワインChinonがあります。城めぐりはせずにワインを求めて来ました。


chinonの町の、とあるレストラン

Chinonはとても小さな町です。飾り立てもなく城下町として静かなたたずまいを見せています。町のとあるレストランの入りました。入り口でソーセイジ、ハム、赤ワインChinonを売っており、奥に客席がありました。ほかに誰も客はいません、父、母、息子、娘の4人で仕事をしていましたが、料理は見た目よりは美味しくボリュームもタップリでした。Chinonを飲んでランチを食べて一人1500円でしたヤッパリ田舎はいいな・・・


セーヌ川からオルセー美術館を見て

ChinonからOrleansを通りParisに到着しました。300キロぐらいの行程です。Parisでレンタカーを返したらホッとしました。パリ在住の友人とディナーに行きました。さすがパリです。町はでかく、人は多く、日本人もゴロゴロしており、なんか疲れる雰囲気です。レストランもリッパでサービスもよく料理も垢抜けていました。それなりに美味しかったのですが、値段は1万円近くしました。田舎と比較するとチョッとビックリ!!!!翌日、オルセー美術館に鑑賞に 行きました。


ロダン美術館のカフェテリアにて鳩とビールを飲む

ロダンファンの私は、一人でロダン美術館に行きました。昼飯時だったので、美術館内の庭園にある、カフェテリアで、ビールとサンドイッチ食べてたら鳩が寄ってきて、一緒に食事をしました。ロダンを見ながら、鳩と食事ができるなんてチョッと面 白かったです。 大都市はあまり好きではありませんが、パリは歩くには見るべき建物、公園、通 り、美術館があります。電信柱、自動販売機、看板、どれをとっても絵にならない 東京と比較すると、うらやましいかぎりです・・・・